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SIDE 古泉 僕は今、生徒会室の前に立っています。 今の時間は、生徒会長しかいないはずです。 もちろんその時間を狙って来ています。 他の生徒会メンバー……特に喜緑さんに聞かれてはまずいですからね。 コンコン 「どうぞ。」 ドアを開けると、そこにはしかめっ面の会長が一人で席に座っていました。 我々の計画の、ターゲットである存在です。 古泉「すいません。わざわざ人払いをして頂いて。」 会長「まったくだ。君達のようないかがわしい集団のために、わざわざこうして時間を割いてやっている。 私も自分の心の広さに驚いているよ。」 何を言っているのやら…… 元々はあくまで設定の上だけの敵であり、本来は私達の味方であるはず。 それなのに役に没頭しすぎて元々の立場を忘れ、本当に敵対心を持ってしまっている。 非常に愚かであると言わざるを得ません。 もっとも、ここでその感情を表に出してしまっては計画は台無しです。 使いなれた微笑をはりつけたまま、話を進めるとしますか。 古泉「例の件についてですが……」 会長「ふむ、決心はついたのかね?」 古泉「ええ。SOS団の解散が決定しました。最終的には涼宮さんも納得してくれましたよ。」 会長「そうか……それは何よりだ。」 そう言うと会長はクックと笑いだした。 長い因縁にようやくケリがついたと思っているのでしょうか。 しかし僕にとって、本番はこれからです。 古泉「それでですね、最後ということで1つ頼みごとが……」 会長「ほう、なんだね?」 古泉「解散ということで最後に明日体育館を使って大々的にイベントをするらしいのですよ。 涼宮さんが納得したのもこれが条件でしてね?」 会長「何を勝手なことを……」 古泉「まあよいじゃないですか。明日で最後なのですから。」 会長「まあな。それで住むなら安いものだ。特別に認めよう。」 当然、本当に解散などするつもりはありませんが、イベントは行います。 僕に与えられた役目……それは、このイベントの許可を貰うこと、そして… 古泉「それとですね?もう1つお願いがあるのです。」 会長「なんだね?言ってみろ。」 古泉「是非会長にもゲストとして出て頂きたいなと……」 会長を体育館のイベントに呼び出すことです。 ここが1番の重要な場面です。気合を入れて交渉に臨みます。 会長「何故私が?」 古泉「あなたは我々SOS団にとって1番の敵でした。 でも最後には敵同士でも和解したいという、涼宮さんの希望です。」 会長「そうかそうか。まあ最後だしな。出てやらんことも無い。」 古泉「ありがたい限りです。そしてですね?サプライズとしての登場となりますので……」 最も大事な部分なので、声を潜めながらも、強く語りかけます 古泉「他の方々には一切このことは内密に、そしてこっそりと体育館のステージ脇の部屋に来てください。」 さあ、どう出る! 会長「ハハハ、構わん。これで最後だからな、付き合ってやるよ。」 ……どうやら交渉は成功のようです。解散すると聞いて機嫌が良いようで助かりました。 古泉「では、来る時刻は明日の……です。お願いしますね?ではこれで……」 交渉を終えた僕はにこやかに生徒会室を後にしようとしました。 すると、会長が後ろから問いかけてきました 会長「時に、君個人としてはどう考えているのかね?」 ……会長に合わせたセリフを吐くことは簡単です。 「僕もうんざりだった」「良いことではないでしょうか?」「正直ほっとしています」 ……しかし、僕にはこれらセリフを言うことは出来ませんでした。 古泉「……僕は何があろうと、SOS団の副団長ですよ。」 そして会長の返答も聞かずに部屋を後にしました。 やれやれ……先程役に没頭しすぎる生徒会長のことを愚かだと言いましたが、 僕も人のことは言えませんね……僕もこうして、SOS団という役に没頭しすぎている。 機関の意向を無視して、犯罪を犯そうとしているのですからね。 ですが止める気はありませんよ?だって僕は……SOS団の名誉ある副団長ですから、ね。 SIDE みくる ハルヒ「さあ!セッティングするわよ!ほらキョン!ちゃんと持って!」 キョン「へいへい。」 今私達は、あと1時間後に始まるイベントの準備をしています。 全員で6時間目をサボって、体育館に集まりました。 鶴屋さんも来ると言ったのですけど、なんとか断りました。 あの人まで巻き込むわけにはいきません。 イベントの内容は、「SOS団1周年記念!チキチキ!朝比奈みくる争奪戦」だそうです。 ……ちょっと私にとって嫌なイベントですけど、文句を言っちゃいけませんよね。 キョン君は反対してくれたんですけど、涼宮さんに 「人は多ければ多い方がいいの!集客力が1番あるのはみくるちゃんだからね!」 といわれて、納得したみたいです。 そのことはもういいんです。でも、それに隠された本当の目的については…… ……言うなら今しかない。 みくる「あの、みなさん!!」 涼宮さん達は私の方を一斉に見ました。 私は意を決して……言います。 みくる「本当に……やるんですか?今ならまだ……」 ハルヒ「やるに決まってるでしょ!何言ってるの!」 みくる「でも……悪いのは私なんです!会長に秘密を知られたのは私……! それなのにみなさんを巻き込むようなことは…… 最悪、私だけでもやめれば……」 キョン「……朝比奈さん。」 キョン君は私に優しく言いました。 キョン「あなたは全然悪くないです。それに、巻きこまれたなんで思っちゃいませんよ。 俺達はみんな、望んでこの場所にいるんです。」 古泉「そうですよ。僕達は僕達の望んだ通りに動いているだけです。」 ハルヒ「そうよ。みくるちゃん。みくるちゃんがいない部室なんて、なんの意味もないわ!」 古泉君も涼宮さんも、私に励ましの声をかけてくれる。 長門「……私達は仲間。」 長門さんまで……! みくる「……ありがとうございます。みなさん」 出そうになる涙を必死でこらえて、みなさんに言いました。 泣くわけにはいかない。もうすぐターゲットであるあの人がやってくるはず…… ……来ました。 会長「ふふ、やっているね。まあせいぜい、最後に盛りあがるがいいさ。クック……」 キョン君と涼宮さんは明らかな敵意を持った目で見つめています。 古泉君は流石ですね。いつも通りのスマイルです。長門さんも……いつも通りかな。 私は……内心、動揺が隠せません。もう、引き返せない。 古泉「良くいらしてくれました。感謝します。では、こちらの部屋で待機しててください。」 そう言って会長をステージ横の部屋に案内していきます。そして私も、ついていく。 会長「まったく……こんな部屋で待たせるつもりか?埃臭いったらありゃしない。 古泉「すいません、最後なのでお付合いください。では、僕はこれで……」 古泉君が出ていきました。 そして私の方を一瞬見る。「頑張ってください。」。そう言っているように見えました。 そう、私の役目はここからなんです。 あらかじめこの部屋に持ってきていたポットからお湯を出して、お茶を作る そしてそのお茶に……粉状の睡眠薬をそっと混ぜます。 みくる「あの、これ、良かったらどうぞ……」 私はそのお茶を会長に出しました。 会長「クク、頂くとするかな。」 会長はそのお茶に口をつけました。 その後も私に嫌味も言い続けていましたが、5分もたたないうちに、彼は眠りへつきました。 そしてきっと、もう目が覚めることは無いでしょう…… みくる「……さようなら。」 私はそう呟いて、この部屋を後にしました。 SIDE ハルヒ ハルヒ「れでぃーすえーんど、じぇんとるめーん!! 第1回!チキチキ!みくるちゃん争奪大会ィィィ!!!」 私は高らかに叫んだ。それと同時に、男達が「うおぉぉ!!」と雄叫びをあげる。 まったく……単純なヤツらね。 全校の男子の半分近く集まっているんじゃないかしら? はっきり言って、この中の誰にもみくるちゃんをあげる気はないけどね! そして体育館のステージの上には、私を含めたSOS団5人が居る ハルヒ「これからみくるちゃんに関するいろんなイベントをするわ! その中で1番ポイントが高かった人に、みくるちゃんからあつーいキスが贈られるわ!」 その声と共にまた「うぉぉぉぉぉぉ!!」と歓声があがる。 ほんとに単純なんだから……まあみくるちゃんにはそれだけの魅力はあるけどね。 そしてイベントが始まった。いろいろなことをしたわ。 みくるちゃんクイズ、みくるちゃんジェスチャークイズ、みくるちゃんとのジャンケン勝負…… どれもこれも異常な盛り上がりを見せたけど、割愛させていただくわ。 それにはっきり言って私は、その後のことで頭がいっぱいだったし。 そして、私達にとっての本番とも言えるイベントが始まる 私は高らかにアナウンスをした ハルヒ「じゃあここで特別企画をするわ!準備をするから、ちょーっと待っててね!」 そう言って5人は舞台袖に下がった ハルヒ「……いよいよね。」 古泉「涼宮さん、本当に大丈夫なんですか?僕がその役をやっても良いのですが……」 ハルヒ「何言ってるの。1番大事な仕事は団長がやるって決まってるの! それに古泉君は舞台に居てもらわなくちゃ困るわ。」 古泉「分かりました。……キョン君、涼宮さんのサポート、任せましたよ。」 キョン「ああ。」 そう話していると有希とみくるちゃんが着替えてやってきた。 みくるちゃんはメイド姿。有希は魔女の姿に仮装している。似合ってるわね、相変わらず。 そして私はステージに出て、アナウンスをする。 ハルヒ「さーて!お待たせみんな!ここからは「恋のみくる伝説」の特別編よ! この場所でしか見れないものを見れるあんた達は超ラッキーよ! まばたきすら許さないわ!じゃあ、スタートよ!」 そう言って私は舞台袖に下がって、それとすれ違うようにみくるちゃん、有希、古泉君がステージに出る。 メイド姿のみくるちゃんと魔女姿の有希に歓声があがったが、私にはもうそんなのは耳に入らない。 ハルヒ「じゃあ……行くわよ。」 キョン「ああ。」 私とキョンの役目……それは会長を殺すこと。 みくるちゃん達の寸劇が終わる前に、事を済ませなくちゃいけない ガチャ 私達は会長がいる部屋を空けた。会長は完全に爆睡している。 みくるちゃんが入れた睡眠薬のおかげね。 そして私は用意していたロープを手にとった。 あれ?なんで…… わたし、手が震えてる? 何よ、ビビってるの?わたし。 みくるちゃんのため、SOS団のため、やるって決めたじゃない。 でも……震えが止まらない。 キョン「ハルヒ。」 キョンが声をかける。何よ、これからが大事な時だってのに…… え!? キョンが私からロープを奪い取った。 そして……会長の首にかけ、締めつける。 ………1分ぐらいそれを続けただろうか。 もう会長の息は無かった。ついに殺したのだ。 キョン「終わったぞ。」 ハルヒ「何やってるのよ!こういうのは団長の仕事でしょ!勝手な真似して!」 キョン「すまんな。今度罰金を払うさ。」 わかってる。キョンはわたしのために代わりにやってくれたんだ。 だけど絶対に言わない。だからわたしも、気付かないフリをしてあげる。 でも……これだけは言わせてね ハルヒ「……ありがとう。」 キョンに聞こえたかわからない声で、そっと呟いた。 そしてわたし達は、イベント真っ最中のステージへと戻っていった。
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こなたの場合 4-324氏 2007/07/15(日) 12 31 07.65 ID tCibSzt50 こなた「ねぇキョ~ン♪」 キョン「なんだ?いやに上機嫌だな」 こなた「私とおつきあいしてください?.」 キョン「えっ、、、いきなりそんなこと言われてもな………」 こなた「でも突き合うっていう落ちだよぉ♪」 キョン「ぐはっ」 古泉の場合 4-329氏 2007/07/15(日) 12 38 11.09 ID OkEtUjBlO 324続き 古泉「キョンさん」 キョン「顔が近いんだよ気色悪い。で、なんだ?」 古泉「僕とお付き合いしてください」 キョン「・・・ハ・・・?」 古泉「でも突き合うという落ちなんですよ。ンフッ」 キョン「な、なんですとー」 みくるの場合 4-334氏 2007/07/15(日) 12 53 02.53 ID tCibSzt50 みくる「キョン君、ちょっといいですか?」 キョン「何ですか?」 みくる「あの、私と……」 キョン「どうしたんですか?」 みくる「私とつきあってください」 キョン「ぇ……いいんですか、俺で?」 みくる「すいません。突きあうって落ちなんです」 キョン(それはそれでやりたい………)
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キョン「よう国木田、犬の散歩か?」 国木田「あぁ、こんばんは。」 キョン「こいつ名前はなんていうんだ?」 国木田「キョンていうんだ。あ、コラッキョン!外でウンコするなんてなんて卑しい奴なんだ君は!この駄キョンめっ、この駄キョンめっ!」 キョン「………(ちょ、叩きすぎ)」 ハルヒ「今日は私がお弁当を作ってあげたから、食べなさい」 キョン「じゃあ玉子焼きを……て辛!!」 ハルヒ「入れたの砂糖なのに?」 キョン「……」 古泉「僕にも下さい……て苦!!」 ハルヒ「あれれ~」 キョン「今日は長門が弁当を作ってきてくれたのか」 長門「……」 キョン「じゃあこの玉子焼きを……うん砂糖がいい感じに効いてて美味い!!」 古泉「じゃあ僕も……美味しい!!」 ハルヒ「じゃあ私も……て味しないじゃない!!」 キョン「……」 古泉「……」 長門「だって何も入れてないもの」 キョン、古泉「!?」 キョン「あっトイレの紙がない」 キョン「手元には一万円札……」 キョン「で、一万円が名誉の戦死を遂げたという事だ」 古泉「中々凄い体験ですね」 キョン「だろだろ?」 古泉「でもあそこのトイレ、ウォシュレットでしたけど……」 キョン「……」 ガラッ キョン「おう、お前だけか」 長門「……」 キョン「ん?その本やけに薄いな」 長門「……漫画」 キョン「漫画!?お前がか?」 長門「そう」 キョン「何読んでんだ?やっぱミステリとかそんなん……」 スッ ジョジョの奇妙な冒険 荒木飛呂彦 キョン「……」 長門「長編」 キョン「いや、そうだけど」 長門「ユニーク」 キョン「いや、そうだろうけど」 古泉「あっトイレの紙がない」 古泉「キョン君みたいな失敗はしませんよ、ウォシュレット……水が出ない」 古泉「手元には五百円札……」 古泉「で、五百円が名誉の戦死を遂げたという訳ですよ……」 キョン「硬貨の方じゃなくてよかったな」 長門「…お茶。」 キョン「お。ありがと。」 キョン「…これはッ!黒いッ!漆黒なまでにッ!コーヒーが俺を見つめているゥ!」 キョン「ふん、お茶と思わせて苦味で惑わそうなんて可愛い奴だな。」 長門「…烏龍茶。」 ガラッ キョン「おう、お前だけか」 長門「……」 キョン「ん?その本やけに薄いな」 長門「……漫画」 キョン「漫画!?お前がか?」 長門「そう」 キョン「何読んでんだ?やっぱミステリとかそんなん……」 スッ 涼宮ハルヒの憂鬱 キョン「その 黒 歴 史 を読ませるなァーーーー!」 キョン「朝比奈さんはいつから胸が大きくなりはじめたんですか?」 ハルヒ「キョン~セ~ク~ハ~ラ~」 みくる「八歳から今ぐらいの大きさでした」 ハルヒ「教えるの!?しかもでかっ!?」 キョン「ホルスタインとか馬鹿にされたでしょう……?」 ハルヒ「キョンいつもより大胆!!」 みくる「はい……でも牛乳代を節約出来たので」 ハルヒ「ミルク出るの!?本当の牛じゃん!!」 キョン「ハルヒ失礼だぞ」 ガラッ キョン「おう、お前だけか」 長門「……」 キョン「ん?その本・・・あれ」 長門「……ipod」 キョン「ipod!?お前がか?」 長門「そう」 キョン「何聞いてるんだ?俺には見当が付かないんだが……」 スッ 『ガンガンギギーンギンガマーン~』 キョン「……」 長門「アニソン」 キョン「いや、そうだけど」 長門「ユニーク」 キョン「え、えっと、ええと・・・」 古泉「僕も八歳くらいから今ぐらいのバストでしたね」 ハルヒ「鳩胸!?」 キョン「お前って下着とか洗濯するのか?」 長門「・・・」 キョン「めすのカブトムシを捕まえたぞ」 ハルヒ「それゴキブリ」 キョン「何!?」 長門「……逃げた」 古泉「おや……?キョン君それはおすのカブトムシですか?」 キョン「その間違いはおかしい」 ハルヒ「あんたが言うな」 キョン「めすのゴキブリを捕まえたぞ」 ハルヒ「何考えてんのアンタ!」 ハルヒ「電子レンジってさ」 キョン「うん」 ハルヒ「冷えた心までも暖めてはくれないよね」 キョン「うん?」 ハルヒ「解凍できても解答はでてこないってわけ」 キョン「うん…」 ハルヒ「キョンは、キョンだけは…私のこと、暖めてくれるよね?」 キョン「うん!」 長門「チンッ」 キョン「うわ……死んだカマキリからハリガネムシが出てる」 ハルヒ「固くないのにハリガネムシ?」 キョン「Hになるほど硬くなるものって何かわかるか?」 長門「男性生殖器」 キョン「・・・」 キョン「1+1=?」 ハルヒ「2」 みくる「2」 古泉「2」 長門「2」 キョン「……」 クリスマスパーティにて ハルヒ「有希、なにか一発芸やりなさい」 長門(・・・コクッとうなづく) キョン(長門の一発芸か・・・これは見ものだな) 長門「(ボソッ)朝倉召喚」 キョン「ち ょ っ と 待 て !」 キョン「最後に・・・貴方の本当の歳を教えてください。」 みくる「よっ・・・・禁則事項です・・・。」 キョン「長門、本当の年を教えてくれ。」 長門「3歳、もしくは597歳。」 キョン「・・・。」 キョン「……あれ、……声が、……遅れて、……聞こえてくるよ」 ハルヒ「駄目駄目、腹話術になってないわよ」 キョン「やってみ」 ハルヒ「あれ、声が、遅れないで、聞こえてくるよ」 キョン「口の動きがきもいな」 ハルヒ「そこ!?」 キョン「ん?長門もやりたいのか」 長門「……あれ、……声が、……遅れて、……聞こえてくるよ」 キョン「口が動いてないぞ」 長門「……テープレコーダー」 キョン「いやネタバレされても困る」 キョンとみくるが入れ替わったら ハルヒ「みくるちゃんお茶入れて みくる「自分でやれよ。」 ハルヒ「なんですってぇ~? 団長の意見が聞けないって言うの? そんなみくるちゃんは、おしおきよ~。」 もみもみもみもみ みくる「ひっ。やめろハルヒ!俺だ!あっ・・・」 キョン「いっ、やめてくださぁあああい。ふぇ~ん。」 ハルヒ、みくる「キショ!!!!」 キョン「これは?」 長門「This is a pen」 キョン「これは?」 長門「This is a book」 キョン「じゃあ俺は?」 長門「きもい」 キョン「……」 古泉「僕もやってみますよ ……あれ、……声が、………………マッガーレ」 ハルヒ・キョン「スゴッ!」 キョン「これは?」 長門「This is a penis」 キョン「恥じらい持とうぜ……」 長門「……」 長門「…私が死んでも…代わりは居るもの……」 長門「…私が死んでも…(…ちょっと違うな…)」 長門「…私が死んでも…代わりは…(…もう少しこう………難しい……)」 長門「私が…」 ガチャ キョン「何やってんだ?」 長門「ビクッ」 長門「だいすき・・・」 ハルヒ「もっと感情込めて」 長門「だいすき・・・」 キョン「いやぁ、照れるな。長門だったら・・・。」 長門「・・・馬鹿。」 キョン「・・・。」 キョン「これは?」 みくる「This is a penis」 キョン「……」 みくる「ああ、ごめんなさい」 キョン「うんうん、恥じらいがあるね」 みくる「This is a big penis」 キョン「!?」 ハルヒ「キョンのはでかくないわよ」 キョン「見たことあんの!?」 古泉「そうですよ、たくましいんです」 キョン「お前は見たことないだろ」 ハルヒ「ねぇねぇ!何の話!??」 みくる「べべ、べつに私が未来人なんて話し、してませんよ!」 ハルヒ「いいわね!今のはナイスジョークよ!!」 古泉「朝比奈みくるにはいなくなってもらう必要があるようですね。」 長門「私も同じことを考えていた。」 ハルヒ「古泉君、枝毛」 古泉「本当だ」 ハルヒ「抜いてあげるわよ」 古泉「ああ、別にいいですよ。新しいのに変えますから」 キョン「カツラ!?」 ハルヒ「頭のてっぺんにホクロ!?」 キョン「そこかよ!?」 古泉「これはマジックで書いただけです」 キョン「何で!?」 ハルヒ「古泉君がカツラだなんて……」 長門「ウィッグウィッグ」 ハルヒ「それだ!!」 キョン「違うだろ」 長門「ウィッグウィッグ」 キョン「だから違うって」 長門「ウィッグウィッ……」 キョン「長門?」 長門「……やっとしゃっくり止まった」 キョン「……」 キョン「これは?」 長門「This is a pen.」 キョン「じゃ、これは?」 みくる「This is a book.」 キョン「じゃあ俺の本名は?」 ハルヒ「…」 みくる「…」 長門「…」 古泉「…」 鶴屋「…」 谷口「…」 国木田「…」 坂中「…」 朝倉「…」 朝比奈(大)「…」 妹「…」 母「…」 森「…」 新川「…」 キョン「ハルヒマジック持ってるか?」 ハルヒ「持ってるわよ」 キョン「サンキュ」 ハルヒ「・・・」 キョン「・・・」 ハルヒ「・・・」 キョン「いやとってくれないのかよ」 キョン「これは?」 みくる「This is a p…」 古泉「うほっ」 みくる「・・・・・」 キョン「おい」 古泉「なんでしょう」 キョン「脱ぐな」 古泉「そんなこと言って・・・体は正直・・・」 キョン「ねーよ」 キョン「人という字は、片方が支えて、片方が休む事で出来てる。例えば……」 ハルヒ「私が支えて、キョンが休む」 キョン「それだ!!」 長門「……逆」 妹「子どもって、どうやったら産まれるの?」 キョン(とうとうきたか……) キョン「子供というのはね……」 ハルヒ「何て教えたの?」 キョン「コウノトリが運んでくるって」 ハルヒ「キョン妹に嘘ついてる~」 キョン「えっ!違うのか?」 ハルヒ「……」 キョン「もし、ハルヒが押さえきれないほどに暴走したらどうするんだ?」 古泉「そうならないためのネルフです」 キョン「ああそう・・・」 古泉「僕も…参加しないと」 神人と戦う古泉 キョン「……一人だけ執拗に神人の顔を攻撃している…たぶんあれが古泉だな」 ハルヒ「ねぇ」 キョン「何だ?」 ハルヒ「キョンって、実は宇宙人でしょ?」 キョン「………その手に持っているのは何だ?」 ハルヒ「これ?ぱにぽにとかいうアニメのDVD。あんたも見る?」 キョン「遠慮しておきます、艦長」 キョン「ドアが無い!壁になってる……!?」 朝倉「無駄なの。この空間は私の情報制御下にある。出ることも入ることもでき…」 ガラッ 谷口「♪わわわ忘れ物~忘れ物~……うおっ!?」 キョン「……」 朝倉「……」 谷口「……すまん。ごゆk」 朝倉「死になさい」 谷口「ギャーーーーーーーッ!!」 キョン「谷口ーーーーーー!!あれー!何かあんまり悲しくないぞー!!」 キョン「あ」 キョン「なぁなぁ谷口」 谷口「ん?なんd」 キョン「空手パンチっ!」 谷口「ペプシ!?」 キョン「ペプシってなんだよペプシって。お前はペプシマンか」 谷口「おま…そんな事より、なんで俺をいきなり殴っt」 キョン「上段回し蹴り!!!」 谷口「ペプシっ!」 キョン「またペプシかよウゼーな!しかもチャック出さねーし!?ぷんぷん!」 ハルヒ『大好きな人が遠く♪遠すぎて泣きたくなるの~♪』 古泉『僕の胸の中で泣いてください』 ハルヒ『古泉君!?って顔近!?うざっ!! ハルヒ「みんな聞いて~朗報よ~」 キョン「またか・・・こいつのr(ry」 ハルヒ「人間は最初口で、次に肛門、最後に性器で性感ってなるのよ~!」 キョン「思想家にでもなる気か」 ハルヒ「違うわよ!みんな最初はアナルデビュ・・・プハハッ!!」 キョン「笑い所がわからんが?」 ハルヒ「男根の世代のキョンには分かんないのよ」 キョン「あ~・・・それを言うなら団塊の世代な。確かにd・・・」 ハルヒ「うるさいわね!」 パキラ「空気嫁」 リュミエール「女の子にはもっとエレガントにですね・・・」 キョン「さーーーんじーーーんぎーーー!!!」 古泉「さて、後ろを見てください」 キョン「なんだあれは…って神人顔近ッ!!でかッ!! つーかやばくね!?近すぎね!?」 古泉「どうやら登るビルを間違えたようですね」 キョン「アッー!!」 ドゥーン 長門「………(ジィ」 みくる「ぇ……ぁ…ぁの……」 長門「………(ジィ」 みくる「な…なんですか……?」 長門「胸がでかけりゃいいってない事を肝に銘じておいてくださーい。長門の敵ですよー♪」 みくる「………」 長門「………」 みくる「………」 長門「………」 ガチャ キョン「ちわっs…うわっ!空気重っ! ってかなんで長門泣いてるんだ!?なんで朝比奈さんほくそ笑んでるんだ」 キョン「うおっ!なんだこりゃ」 古泉「分艦隊ですね、説明書の最後の方に書いてありましたよ。」 キョン「一体長門はどうやって操作を…ってなぁっ!!」 長門1「…」 長門2「…」 長門3「…」 キョン「あのなぁ長門、そういう力は禁止だって言ったはずだぞ」 長門4「…命令を無視したことはすまないとおもっている」 長門5「しかしそれはお互い様」 長門6「コンピューター研の方もインチキと呼ばれる行為をしている」 長門7「索敵モードがOFFになっている」 キョン「あー…もういいわかった。許すからこの長門一個くれ」 キョン「~~この長門一個くれ」 長門1「どうぞ」 キョン「やりぃ!」 長門3「……」 キョン「なんだ?」 長門3「……きて」 キョン「ん?」 グサリ キョン「ちょ…なんだよ…これ」 長門3「くけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけ」
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佐々木「ところでキョン。僕はもうすぐ佐々木という姓じゃなくなるんだ。名前で呼んでくれないか」 キョン「ああ、そうだな………………」 佐々木「……」 キョン「……」 佐々木「どうかしたのかい?なんだか額に汗が出ているように見受けられるのだが」 キョン「…………い、いや、いざ呼ぼうとすると照れてしまって駄目だな。またにしよう」 佐々木「……ひょっとして僕の名前、覚えてないのかい?」 キョン(ぎくっ) 佐々木「……そうか……もう今更だからどうということはないが、寂寥感は禁じ得ないよ」 キョン「…………すまん、佐々木。」 佐々木「……」 キョン「……ところで、佐々木よ。」 佐々木「……何だい?薄情なる恋人」 キョン「……そ、そういうお前はだな、…俺の名前をちゃんと覚えているのか?」 佐々木「……………………も、も、も、もちろんだとも、君じゃあるまいしそ、そんなことは」 キョン「そうか。名前で呼んでくれるヤツが一人くらいいてもいいと思っていたんだ。で?」 佐々木「…………ちょ、ちょっとまってくれたまえ……え、えーと……」 古泉「おや?」 みくる「え?」 古泉「ほら、あちらを見てください。あの2人が居ますよ。」 みくる「ああ、キョン君と、キョン君のお嫁さんですね」 古泉「…………」 みくる「……?」 古泉「未来ではそう呼ばれているのですか?」 みくる「あれ??……あ、もう禁則じゃないみたいですね。 あ、そうかぁ~。“キョンの嫁”って佐々木さんの事だったんですね~」 古泉「………………」 みくる「ほえ?どうかしたんですか?」 長門「彼の妹は周囲の人間から“キョンの妹”と呼ばれている。同じ」 古泉「あ。あぁ。そうですね。確かにその通りですが。」 ――――――――――――― なんだこれ(゚д゚)
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キョン「なあハルヒ、お前将来の事とかちゃんと考えてるのか?」 ハルヒ「なによいきなり、あんたらしくない」 キョン「少しは現実的に考えろよ、元気なのはよろしいがそれだけじゃ生きていけんぞ」 ハルヒ「あたしはね、現実的とか普 キョン「そんな事を言ってられるのは中学生までだ」 ハルヒ「そ…それは…そうだ、古泉くんはどうなのよ」 古泉「僕も涼宮さんにはちょっと付き合いきれませんね、非常に残念ですが…」 キョン「ということだ、朝比奈さんも長門もここに来る事はないだろう」 ハルヒ「えっ…ちょっとどういうことなの!?説明しなさい!」 キョン「じゃあな、後は1人で頑張ってくれ」 古泉「それでは失礼します」 ハルヒ「待ちなさい!これは団長命令 バタン! ハルヒ「………なによみんなして…うぐっ…悔しい…」 ハルヒ「キョン大好きっ!うりうり~♪」 キョン「ハルにゃんもかわいい~♪」 古泉・みくる・長門「…」 そして… 古泉「皆さん、同盟を組みましょう、このままでは危険です」 みくる「ああ、いいぜ、だが恨みっこはなしだぜ」 長門「わかった…」 翌日 ハルヒ「みくるちゃ…熱っ!!」 みくる「ひゃ!お茶こぼしちゃいました~☆てれりこてれりこ(爆)」 古泉「あっと!すみません、足が引っかかりました」 ハルヒ「もう…なんなの…」 長門「…」バンッ! ハルヒ「痛…もういい、帰る!」 古泉・みくる・長門(…成功) キョン「あれ?ハルヒはいないのか?」 古泉「さっき帰りましたよ…それよりたまには僕と遊びませんか?」 キョン「そうだな…たまにはオセロでもやるか」 キョン「実は俺も昨日夢見たんだ」 ハルヒ「??どんな夢よ」 キョン「俺が見た夢はな、学校の敷居内にお前と二人で閉じ込められてな・・・最後にキスする夢だよ」 ハルヒ「それ!私も見た!!さっき言ったけど・・・実は悪夢じゃないんだ」 キョン「いや悪夢だろお前とキスする夢なんて、お前もう俺の夢に出てくんなよ気持ち悪いから」 ハルヒ「・・・・・・」 キョン「おいハルヒ、窓から飛び降りてくれ」 ハルヒ「は?何言ってんの?」 みくる「と、飛び降りた方がいいとおもいまぁ~しゅ☆」 長門「涼宮ハルヒは窓から飛び降りる」 古泉「そうですね、僕も賛成します」 ハルヒ「ちょっと…みんなどうしたの?」 一同「涼宮ハルヒは窓から飛び降りる…涼宮ハルヒは窓から飛び降りる…涼宮…」 ハルヒ「ねえ、悪い冗談はやめてよ」 キョン「うるさい、飛べ!飛び降りろ!」 みくる「今すぐ飛び降りてくださ~い!!」 ハルヒ「ほ…本気なの?」 古泉「言っても無駄なようなので僕が突き落とします」 キョン「よし、俺も手伝うぞ」 ハルヒ「ちょ…やめて!本当に落ちちゃう!あ…危ない!ねえ!」 キョン「3、2、1…それっ!」 ハルヒ「あっ……… ドサッ 突然飛び降りた事になっていたハルヒが完治して学校に来ている あのことは忘れたのか久しぶりに部室にやってきた ハルヒ「やっほー!涼宮ハルヒ復活!!」 「…」 ハルヒ「団長が復活したのよ?もっと喜びなさい!」 キョン「ああ喜んでるよ…またおまえを痛めつけられるんだからな…」 キョン「なあみんな、嬉しいよな!?」 みくる「はい、また涼宮さんをいじめられるなんて…すごく嬉しいです!」 ハルヒ「え…?」 古泉「まだわからないんですか?」 古泉はハルヒの腹を殴った ハルヒ「ごはっ…げほ…」 古泉「おっと、声を出されては困りますね、口を塞がなくては」 ハルヒ「ん…んん!」 みくる「怖いんですか~♪それぇ!」 朝比奈さんはハルヒの首を絞めている ここでついにハルヒはあの時のことを思い出してしまったようだ そしてハルヒは失禁したのだ そこで俺達は手を止めた キョン「さてどうする?」 古泉「…そうですね、目を離していた時机に後頭部を強打…という事にしましょう」 キョン「それはいいな、じゃあ早速…」 そしてハルヒが気絶したと職員室に駆け込み、ハルヒは救急車で運ばれていった 翌日ハルヒは学校に来なかった またしばらく入院することになったか不登校なのか… しかし俺達は奴を引きづり出していじめるつもりだ ハルヒ「私ついていくよ~ど キョン「ついてくんな」 ハルヒ「目を見てこr キョン「見たくねーよ」 ハルヒ「私覚悟~しt キョン「キモイからさっさと消えろ」 ハルヒ「… …Gyao」 キョン「キメェwwwwwwww」 ハルヒ「私のプリン食べた?」 キョン「知らん」 ハルヒ「私のこんにゃくゼリー食べた?」 キョン「うざい」 ハルヒ「私のフルーチェ食べ」 キョン「死ね」 ハルヒ「・・・」 キョン「あ、朝比奈さ~んちょっとお茶行きませんか~?そうそう古泉と長門も誘って! ハルヒ?さぁあいつは今日は見てませんねそれはそうと行きましょうよさぁさぁ」 ハルヒ「あぁ・・・くやしい・・・・くやしいのに・・・(ビクンビクン」 岡部「時間がないから自己紹介は名前だけなー」 ハルヒ「涼宮ハルヒ ただの人間にはky」 岡部「はい次ー。」 キョン「なあハルヒ」 ハルヒ「何よ?」 キョン「おまえのポニーテール、やっぱ全然似合ってないな」 ハルヒ「!………ふぇえんっ、キョンなんて嫌い!大っキライ!!」 「おいハルヒ、目のした蚊に食われてるぞ」 「そうなのよ、痒くて痒くて堪んないのよ」 「ちょっと待ってろ、今薬塗ってやるから」 「ほら、目閉じろ・・・」 「へっ、変なことしないでよね/////」 「ほらっ、動くなよ」 「うん・・・・・」 「はい、塗りおわったぞ・・・・」 「ありがとう、キョ・・・・・・・目がっ!!目がぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」 「涼宮さんどうしたんですかぁ?。めがっさめがっさなんていっちゃってwキョンくんに薬塗ってもらえるなんて、羨ましいですぅ」 「・・・・・・・何塗ったの?」 「タイガーバーム」 ハルヒ「な……なんなのよぉ……!? なんでみんなそんなこと……わわ私、違うわよぉ……!!」 キョン「ヤ~リマン、ヤ~リマン」 長門「ヤ~リマン、ヤ~リマン」 古泉「ヤ~リマン、ヤ~リマン」 ガチャ みくる「あ、もうみんな来て……な、なにしてるんですか?」 バッ キョン「ヤ~リマン、ヤ~リマン」 長門「ヤ~リマン、ヤ~リマン」 古泉「ヤ~リマン、ヤ~リマン」 ハルヒ「……や……ヤ~リマン、ヤ~リマン」 みくる「……!?」 みくる「なな、なんなんですか……? やややや、ヤリマンってなんですかぁ……?」 キョン「ヤ~リマン、ヤ~リマン」 長門「ヤ~リマン、ヤ~リマン」 古泉「ヤ~リマン、ヤ~リマン」 ハルヒ「ヤ~リマン、ヤ~リマン」 みくる「そ、それにさっきはみんな涼宮さんに言ってたじゃないですか……!!」 ハッ!! キョン「ヤ~リマン、ヤ~リマン」 長門「ヤ~リマン、ヤ~リマン」 古泉「ヤ~リマン、ヤ~リマン」 ハルヒ「ちょちょっと!! なんで私のほうに……!? ちょっとみくるちゃん!!」 みくる「ヤ~リマン、ヤ~リマン」 ハルヒ「ハッ!?」 ハルヒ「キョン!」 キョン「ん?どうしたハルヒ?」 ハルヒ「一度しか言わないからよく聞いてなさいよ。……キョンあたしと付き合いなさい! (やったわ!とうとう言ってやったわ////)」 キョン「はあ?何言ってんだお前は?」 ハルヒ「だ、だからあんたのことが好きだって言ってんのよ! (もうバカキョン!察しなさいよ////)] キョン「そういう意味でなくてだな。どうして俺がお前なんかと付き合わねばいかんのだ」 ハルヒ「え?」 キョン「大体だな俺はもう長門と付き合ってるんだ。お前と付きあえるわけが無いだろ」 ハルヒ「う…嘘」 長門「本当」 ハルヒ「有希!」 長門「彼と私は随分昔から恋人関係気づかなかったのはあなただけ」 ハルヒ「そ、そんな…」 長門「鈍すぎる。憐れ」 ハルヒ「有希!あんた…」 古泉「実は僕たちも付き合ってるんですよ」 ハルヒ「!?」 みくる「あのー涼宮さん本当に気づいてなかったんですか?」 キョン「気づいてたら毎日毎日俺たちを部室に集めるだなんて無粋なこと出来やしませんよ」 みくる「それもそうですね。でも、よかったです」 ハルヒ「な、何がよかったの?」 みくる「だってこれからは涼宮さんに気兼ねなく遊びに行けるじゃないですか」 ハルヒ「え…?」 古泉「そうですね。いや~よかった。まさか涼宮さんそれでも僕たちの邪魔をするだなんて言いませんよね?」 ハルヒ「え?あの、その、もちろんよ…」 長門「よかった。これからはいつでもあなたに甘えられる」 キョン「おいおい、長門。俺はいつだってよかったんだぜ」 古泉「さあ、自由になったことだしダブルデートといきませんか?実は知り合いがオープンしたばかりのレストランのディナー券が4枚あるんですよ」 キョン「お、ナイスだ古泉!長門、いや有希もそれでいいか!」 長門「(コクリ)」 みくる「わぁ~楽しみですぅ~」 古泉「では行きましょうか。あ、涼宮さんはお気になさらずにSOS団の活動に励んでください」 キョン「じゃあなハルヒ。お前もいつまでも馬鹿やってないで恋人でも見つけるんだな」 ハルヒ「待ってキョ バタン! ハルヒ「一体何なんだってのよ、もう………。グスン、また一人になっちゃった…」 長門「あなたには羞恥心が足りない…」 ハルヒ「…」 長門「聞いてるの…」 ハルヒ「申し訳ありません…善処します…」 長門「早朝、この部室でしている自慰行為の声も大き過ぎる」 ハルヒ「…今後注意します…」 長門「何より彼に対する好意が露骨…過剰…目障り…」バキ! ハルヒ「…」 長門「…この状態が続くようなら薬の投与を増やさなければならない…」 ハルヒ「…」 みくる「でもでも長門さん、これ以上増やしちゃうと致死量越えちゃいますよぉ?」 長門「構わない」 ハルヒ「…」 みくる「え~?でもお~このブス死んだら私達とキョン君との接点、無くなっちゃいません?」 長門「問題ない…彼は私の虜…もうこの女は用済み…」 ハルヒ「…」 長門「…ふひっ!ころす…ころス…殺す…死ね!死ね!死ね!」 ハルヒ「なんか甘いもの食べたいわね・・・・・・・・・!!!キョン!!ゼリー買ってきなさい!」 キョン「わかった、行ってくる」 ハルヒ「何よ、妙に聞き分けがいいじゃない」 キョン「・・・・・・」 キョン「ほら、買ってきたぞ」 「朝比奈さんには杏仁豆腐。長門、おまえにはムース。あと古泉、バナナプリンで我慢してくれ」 「あと、ハルヒは一口ゼリーだ」 ハルヒ「なかなか気が利くじゃない、そっれじゃあいっただっきまーす!」 ハルヒ「いっただっきまーす!」 パクッ ムシャムシャムシャ ハルヒ「蜂蜜の味かしら?なかなか美味しいわ」 「これなんて名前なの?」 キョン「カブト虫の餌」 ハルヒ「ねえキョン・・・・・夢のなかでしてくれたこと覚えてる?」 キョン「記憶にございません」 ハルヒ「ほら、ポニーテール好きだって言ってキ、キスしてくれたじゃない///」 キョン「記憶にございません」 ハルヒ「あっ、映画撮ったときさ、みくるちゃんが【キョン】「記憶にございません」 ハルヒ「じゃ、じゃあs【キョン】「記憶にございません」 _ __ _ 〈 r==ミ、くノ i 《リノハ从)〉 从(l|^ ヮ^ノリ キョンキョ~ン ヾ ノ ハつ京ハつ くっヽ_っ キョン「なんだ…用なら後にしてくれないか」 _ __ _ 〈 r==ミ、くノ i 《リノハ从)〉 从(l|#゚Д゚ノリ キョンってば!聞きなさいよ!! ヾ ノ ハつ京ハつ くっヽ_っ キョン「………」 _ __ _ 〈 r==ミ、くノ i 《リノハ从)〉 从(l|゚ ー゚ノリ キョン……ねぇ… ヾ ノ ハつ京ハつ くっヽ_っ キョン「…もういい、出て行く」 _ __ _ 〈 r==ミ、くノ i 《リノハ从)〉 从(l| T-Tリ キョン…うぅ… ヾ ノ ハ京ハ くOUUつ 「この中に、宇宙人、未来人、超能力者がいたら私のところに来なさい。以上」 「…涼宮」 「何よ」 「鏡を見てみろ、宇宙人が映ってるぞ」 ハルヒ「みくるちゃん、お茶!」 みくる「はぁ~い、ただいま」 キョン「おいハルヒ…上級生に頼むならもう少し丁寧な物言いをしたらどうだ。すみません、朝比奈さん」 ハルヒ「あたしは団長だから一番偉いの。学年なんて関係ないわ」 みくる「お待たせしました、どうぞ…キョン君はこっち、涼宮さんはこっちです」 キョン「ありがとうございます。美味しいですよ」 ハルヒ「なにこれ、あたしのは水じゃないの?!」 キョン「えぇ?」 みくる「ふふ、生意気な下級生はカルキ臭い水道水でも飲んでろですぅ」
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キョン「ただいまー」 ハルヒ「ちょっとキョン!!今何時だと思ってんの?」 キョン「会社の付き合いだ。仕方ないだろ」 ハルヒ「会社の付き合い付き合いって…!…もういいわ。ご飯できてるわよ!」 キョン「食って来た」 ハルヒ「はぁ?食ってきたって…!!あたし食べないで待ってたのよ?」 キョン「別に待たなくていいって言ってるだろ。…寝る」 ハルヒ「ちょ、ちょっと待ちなさい!風呂は…」 キョン「うるさい」 ハルヒ「え?」 キョン「人が働いてヘロヘロになって帰ってきてるんだ。ギャーギャー騒がないでもらえるか?…おやすみ」 バタンッ ハルヒ「…………」 ハルヒ「バブルバスで遊ぼうと思ったのに……」 キョン「遅刻だ!やばいぞ!もっと早く起こせっていっただろ!!」 ハルヒ「なによ!!あんたが気持ち良さそうに寝てたから…!!」 キョン「ちっ、いってくる!」 バァン!!! ハルヒ「………なによ…」 みくる「ちょっといっちゃん、隣またやってますよぅ」 古泉「まったく喧嘩以外やることはないのでしょうか。よく飽きないものです」 たかた社長「こちらの商品はですね!!!」 みくる「あ、これ欲しい♪」 古泉「みくるは欲張りさんですね♪(ピポパ)…あーもしもしたかたさん?」 ハルヒ「……買い物いこうかしらね」 ガチャッ みくる「あ、おとなりの涼宮さん」 ハルヒ「みくるちゃん…!」 みくる「あらら…。ちょっと駄目じゃないですか!こんなヨレヨレの服着て!」 ハルヒ「あ、あたしはいいのよ」 ハルヒ(キョンにはいいスーツを着てもらわないといけないから…) みくる「鞄もこれって手作りじゃないですか!女の子はやっぱり良い鞄は一つは必要ですよ?」 ハルヒ「いいのよ……」 古泉「これはこれは、おとなりの涼宮さん。隣人、そして公務員の古泉です」 みくる「あ、おかえりなさい♪」 ハルヒ「こ、こんにちは。お帰り早いんですね……」 古泉「それはもう。定時上がりが原則の公務員ですから。五時以降は家族との愛を育む時間です」 みくる「恥ずかしいですぅ♪」 古泉「そうだ。ここからダイエーは遠いでしょう。僕が車で送りましょう。僕の愛車のポルポル君(カラーは赤・オープンカー)でね」 みくる「いっちゃんかっこいいです☆」 ブロロロロ… ハルヒ「………」 スーパー店員「ありゃしたwwwww」 ハルヒ(…昨日はキョンに悪いことしちゃったから、今日はちょっと奮発しないとね!) ハルヒ「う……重い……!買いすぎたかしら」 ハルヒ(でも、仲直りするために頑張るわよ!!) キョン「ただいま」 ハルヒ「おかえり!…あの、昨日は……」 キョン「昨日?なんのことだ?あぁそうだ。明日早いから風呂入って寝るわ」 ハルヒ「お風呂?ああ、じゃあ私も……」 キョン「一緒に入るって?はは、かんべんしてくれ。新婚じゃあるまいし」 バタン ハルヒ「…………」 キョン「……おい、もうやめようぜ。こんなの意味ないって」
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「ちょっとキョン!あたしのプリン食べたでしょ!?」 「…あぁ…その話か」 遅れて駆けつけたみくる達は目の前の光景に絶句した。 「あぁっ!やっぱり!」 「キョン君…!」 「…!!」 床に座り込んでいるキョン。確かにその手には蓋が開けられたプリンとスプーンがある。紛れも無く、キョンが犯人だ。 しかし、それどころではなかった。 血にまみれた部屋。キョンの妹が兄の膝に頭を預けている。穏やかな顔だったが、その瞼は…閉じられていて… 「それ!私のプリンでしょ!」 「そう…そうなんだよ。妹がさ…食いたいって言ったんだ…プリン。プリンを、さ… もう…何も分からなくなってたのに…食いたいって」 「ちょっと!何の話よ!」 「急いで…急いで取りに行ったんだけどな…い、急いだつもりだったんだけどな…精一杯…はは… 途中、思いっきりスッ転んでさ。ほら、皮むけてる。な、なのに…帰ってきたら…も、もう…」 声をうわずらせながらキョンは頬を引きつらせる。笑おうとしているのか。笑い事にしたいのだろうか。しかしそれは笑顔と呼べるようなものではない。笑えるような事態でもない。 古泉は携帯でどこかと連絡を取っている。みくるは珍しく叫ぶことも気絶することもなく目の前の光景を見つめていた。 状況は彼女の認識も彼女なりに想定していた最悪のケースの彼女なりの覚悟も…全てを遥かに超えていた。 「やっぱあたしのプリンじゃない!蓋に『団長』って書いてある!」 「なぁ…なんでこうなんだ?どうして…どうしてこいつなんだ?」 「…キョン君。こちらへ」 古泉が血だまりへと踏み込んでいく。制服が汚れるにもかかわらず、古泉はキョンの側に膝を付いた。 「どう思う、古泉くん!人のもの黙って食べるって!育ちが知れるわよね!」 「すぐに『組織』のものが来ます。後の対応は任せましょう。今は…」 「なぁ…食えよ。食えよ、ほら。俺がお前のためにわざわざ取りに行ってやったんだ。 食え。食えって。大好きなプリンだぞー。スーパーで3つ105円で売ってるような安モンじゃ…」 「何勝手なこと言ってんのよ!それはあたしの!あたしのなの!」 「妹さんをもう休ませてあげましょう」 「食えって…なぁ。口を開けろ…」 「食べちゃダメ!ちょ…よこし…よこしなさい!」 「揺すっちゃいけない…!体の中身が出…」 「うるせぇ!」 「もう死んでる!!!」 「!!!!!」 古泉はキョンの胸倉を掴み上げた。キョンを含めて、部屋にいる誰もが古泉が声を荒げるのを初めて聞いた。 そこには彼のむき出しの本性があった。憤り、苛立ち、哀しみ…あらゆる負の感情がその瞳から覗いていた。キョンの手からプリンが血だまりに転がり落ちる。 「あー!!!もったいない!!!」 「…もう死んでるんだ」 「………」 「あむ…うん。おいしい♪」 ヘリの音がした。古泉はゆっくりと手を離した。そしていい加減にキョンの襟元を直し、立ち上がった。 やや合ってどこのものともしれない装備を身に付けた完全武装の兵隊達が何人も室内に入ってきて、みくるを脇に押しやった。 古泉の指示のもと、用途不明の道具や機材が次々と運び込まれてくる。やがて担架にキョンの妹は載せられた。 「んー!やっぱりプリンは最高ね!」 「くれぐれも丁重に」 兵隊が小さく頷く。担架は手際よく運び出されていった。キョンは座り込んだまま、それを呆然と見送っていた。 「携帯…貸してくれ…」 みくるが我に返り、慌てたように携帯を取り出す。が、キョンが差し出した血まみれの手に硬直した。 「親に…連絡しないと…」 古泉がみくるの手を下げる。 「我々の方で既に。ご両親の移動の方もこちらが行います」 「…うちはうちで勝手に行くよ」 「いいえ、我々が。少々…一般の方とは縁遠い『施設』なので。 みなさん、必要なものは持って出てください。ここはしばらく出入りできなくなりますから。詳しいことは後ほど…」 「…警察とかはどうなるんだ…」 フラフラとキョンが立ち上がる。 「一応、殺人な訳だろう?けど…これは…凄く特殊な…」 「…そういったことも含めて全ては後でお話します」 「あの…キョン君…今は病院に…」 「したり顔で指図してんじゃねぇよ!!!!何でもかんでも勝手に話進めやがって!!!!」 キョンの叫びにみくるが身体を震わせる。腹から振り絞った割にはあまり大きな声は出ていない。声もかすれていた。けれども兵隊達でさえ全ての作業が止まった。それはそういう叫びだった。 「全部!!てめぇらのせいじゃねぇか!!!」 みくるは唇を振るわせる他に成す術がなかった。 「…ええ。そうですね。我々の責任です。ですから出来る限りのことをさせてください。その通りです。あなたのせいではありません。もちろん妹さんの責任でもない」 古泉は…どこまでも穏やかだった。 「………」 「…後でお話します」 それ以上、キョンは何も言わなかった。促されるままに部屋を出る。一足先に妹を乗せたヘリは飛び立っていった。 「私も連れて行って下さい…」 ヘリの前でみくるがそう言う。古泉はそれを冷めた目で見下ろした。 「うわぁ!ヘリコプター!?何々!?これ古泉君の自家用機!? あー、キョン!プリン!弁償しなさいよね!あんな食いさしで納得すると思ってんの!?」 「…来てどうするんです」 周りは古泉の『身内』で固められている。ある意味ではみくるは『敵地』の只中にいると言えた。 それでもみくるは、みくるらしからぬ自己主張を試みていた。しかし。 「………」 「朝比奈さん。意地悪や『我々』の立場の違い以前の話です。 ここからはご家族が悲しみにくれるためだけの時間です。貴方は場違いだ。来て何をどうするんです。妹さんとのお別れならばお葬式できちんと…」 「知る限りの…」 「………」 「私が…私の知る限りの情報を教えます。だから…」 古泉の目が見開き、そして細められた。驚きと、打算で。 「禁則事項を…?これだけのために?」 そんなことをしたらどうなるのか。知っているわけではない。が、容易に想像はつく。それでもみくるは続けた。 「乗せてもらうためとか…そんなんじゃ…それだけじゃなくて…」 みくるは焦点の合わない目で途切れ途切れに言った。 「私たちが…私や貴方たちがお互いに…これまでのように知っていることを口にしないまま続いていったら…また…またこんなことが起こる…起こるかもしれない…だから…」 「…それとこれとは関係が」 古泉は言葉を切った。 いつも以上に平静を欠いている彼女の言葉は支離滅裂だった。だが分かる。古泉には彼女が何が言いたいか。何を思っているか。今は彼にもそれを上手く言葉には出来ない。彼もまた、外見ほどには冷静ではないから。しかしそれでも充分だった。 そしてそれとは無関係に気付いた別のこともある。そしてそれこそが彼女がこうまで食い下がる理由なのだろう。 全ては誰を想ってのことか。 「乗ってください」 近くの男が口を開こうとするのを古泉は遮る。 「古いず…」 「友達としてです。いいですか?僕は友達として貴方をヘリに乗せるんです。くれぐれもそこを履き違えないで下さい。 貴方の情報が目当てではありません。貴方が僕に情報を漏らす理由は何もありません」 その言葉はみくる本人にというよりは、みくるの向こう側にいる何者かに向けられていた。それを言い切ると古泉はみくるに背を向け、別のヘリへと向かっていった。 「…ありがとう」 古泉は返事を返さなかった。 「これ…着替えだって」 キョンは頭を抱えたまま、みくるが差し出した袋を見ようともしない。 これは輸送へリか何かなのだろう。明らかに人が乗るには大きすぎ、また居心地が悪すぎるスペースに3人は乗っていた。無論座席は用意されていたのだが、キョンがフラフラとここに乗り込んでしまったためにこういうことになっている。 暗い。電気はついていない。かろうじて小さな窓はあるが、外ももう随分と暮れ始めていた。最初ははしゃいでいたハルヒもよく外が見えない状況に早くも退屈し始め、不平を口にし始めていた。 「プリン!黙ってたら忘れるとでも思ってんじゃないでしょーねー!生憎私はそんな間抜けじゃないわ!徹底的にこの問題は追及させてもらうわよ! ええそうよ、たかがプリン。小さなことだわ。けれどこういった小さなことを見逃すことが大きな問題へと繋がっていくと私は考えるわ。違う?」 みくるは袋をキョンの隣に置き、じっと彼を見下ろしていた。 「SOS団はやめる」 「……はい」 やがてキョンはポツリと口を開いた。 「元々向いてなかったんだ。部活とか。鍵は俺だとかなんとか…アンタ達の口車に乗せられて…もっと早くやめてれば…妹は…」 「…そうですね」 「利用するのはもう…勘弁してくれ」 その声は乾ききっていた。ただ単に本当にみくる達を存在ごと拒絶していた。 「鍵なら他を当たれよ…もう俺は―…」 みくるは膝をキョンの前にひざをついた。 「……え?」 「…血が付くぞ」 ハルヒの喚き声が止まった。ゆっくりと腕が回され、キョンはみくるの胸に抱き締められた。 「…離せ」 「………」 「離せって言ってんだ」 わずかに身じろぎしたもののみくるは身体を離さなかった。 「…何のつもりですか。慰め?それなら後でお願いしますよ。たっぷり。ゆっくり。これ以上のことを」 みくるは何も言わない。 「こんなことして繋ぎとめようったって…俺はあんた達には協力しな…」 やはりみくるは何も言わない。ただ、抱き締める力が強くなった。小柄なみくるのどこにこれほどの力があるのだろうと言うほどに。 焦り出したのはキョンの方だった。いよいよみくるから真剣に逃れようともがき始める。 「ハルヒがいるんですよ。俺が良くても『貴方たち』は困るんじゃないんですか。あいつが…その…閉鎖空間とかいうのが…」 そのとき。 ポツリとキョンの首筋に雫が落ち、キョンは身をよじるのを止めた。 「う…ぐ………ぐす…さい…」 「………」 「めん…なさい…ごめ…な…」 あぁ。なんて三文芝居だ。主演女優だけが一流の。ハルヒも真っ青だね。俺自身は出演する気は無かったのに。 ダメですよ。朝比奈さん。涙は結構ですが鼻水は頂けない。俺の後頭部の被害もさることながら、貴方のようなかわいらしい方にはそれはNGだ。事務所的に。ハルヒだってそう言いますよ。きっとそうだ。 あぁ。貴女の鼓動が聞こえる。貴女の泣き声が聞こえる。やさしい人だ。朝比奈さん。貴方は本当にやさしい人だ。 けれど貴方は今、1つ俺に対して酷い仕打ちをしていますよ?とてもとても酷い仕打ちを。 先越されたら…泣き辛いや。 「…………え?」 しばらくすると泣き声が二つに増えた。 混乱するハルヒを全てから置き去りにし、ヘリは夕暮れの町を飛翔していった。
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古泉「さぁ本日も始まりました、僕とあなたのスウィートナイト。 お相手は僕、古泉一樹と」 キョン「俺か、そうか。巻き込もうってんだな」 古泉「ノリノリじゃないですか」 キョン「ネタもないのに何をするんだよ」 古泉「主に恋愛相談ですね」 キョン「どこのバカが俺たちにそんな悩みを打ち明けるっつうんだ」 古泉「では初めのおたよりです」 キョン「って来てるんだ! えぇぇぇぇ!」 古泉「H県在住、名無しのwawawaさんからです、wawawaさん、ありがとうございます」 キョン「バレバレじゃねぇかよ……」 古泉「それではおたよりの内容ですが、『俺は今恋焦がれています。あの方は俺のことをどう思っているんでしょうか! マジ夜も眠れねぇぜ!』だそうです」 キョン「相手が誰だか、というかどんな人かさっぱり分からんじゃないか。アドバイスしようがない」 古泉「まずウィンクしてみましょう。鏡の前で三回、これを毎日やってください」 キョン「気持ち悪いことを教えるなよ」 古泉「wawawaさんには番組特性アナルストラップを進呈いたします」 キョン「オチもなく終わりなのか!」 古泉「ではまた次回、し~ゆ~」 (続かない) 古泉「さぁまたまた始まりました、僕とあなたのスウィートナイト。お相手は僕、古泉一樹と」 キョン「………………」 古泉「ノリノリですね、キョンくん」 キョン「どこがだ。つか、俺がいる必要性が感じられん」 古泉「では初めのおたよりです」 キョン「無視か、おい」 古泉「H県在住のマジカル☆ユッキーさんからです。ユッキーさん、ありがとうございます」 キョン「………もう、俺はツッコまんぞ」 古泉「それではおたよりの内容ですが『ヤッポー!ユッキーだよ~☆アタシには好きな人がいるんだけど、その人は超鈍感で、同じ団体にいる他の女の子も彼を狙っているみたいなんだぁ…アタシは普段は無口っ娘キャラだから、どうしたらいいかなぁ…』だそうです」 キョン「本当に同一人物か疑わしくなるほどの変貌ぶりだな」 古泉「まずウィンクしてみましょう。鏡の前で三回、これを毎日やってください」 キョン「お前はそれしかアドバイスがないのか」 古泉「ユッキーさんには番組特製、魔法棒 スターリングインフェルノを進呈します」 キョン「今回もオチなしか!」 古泉「ではまた次回、し~ゆ~」 (続いてほしい) キョン「僕とあなたのスウィートナイト、ってなんで俺が司会してるんだ?」 ●<……………… キョン「あっあんなところに居やがった。おい古泉、これはお前の仕事だろう、さっさと代われ」 古泉「ばぁ!僕でした!それではいきますよ~ソーレソレソレwwwww」 キョン「アッー!?アナルだけは!!アナルだンギモヂイイィィィ!!!」 今までの話とは何の脈絡も繋がりもない、ただの若さ故の過ち。 古泉「さぁ本日も大盛況、僕とあなたのスウィートナイト。お相手はお馴染み、僕、古泉一樹と」 キョン「【禁則事項】がお送りします」 古泉「wktkですね、キョンくん」 キョン「あぁ本名が名乗れたしな」 古泉「ちなみにキョンくんの本名には規制をかけてます」 キョン「勝手なことするんじゃねえぇぇぇ!!!」 古泉「それでは本日最初のおたよりです」 キョン「…古泉、後で覚えてろよ」 古泉「H県在住のちゅるやさんからです、ちゅるやさん、ありがとうございます」 キョン「ていうかH県在住ばっかだな、どんだけ地元に密着してんだよ」 古泉「それではおたよりの内容ですが『やぁやぁキョンくん、スモークチーズは持ってるかぃ?』だそうです」 キョン「さっき食べたでしょ」 古泉「にょろ~ん…」 キョン「つか、恋愛相談でもなんでもねぇじゃねぇか」 古泉「ちゅるやさんには番組特製スモークチーズ抱き枕を進呈します」 キョン「どうせまたオチなしだろ…なんでこんな番組が人気出るんだ?」 古泉「ではまた次回、マッガーレ」 キョン「すごっ!」 (続きたい) 古泉「さぁどこまでも続くよ、僕とあなたのスウィートナイト。お相手は僕、古泉一樹と」 ハルヒ「SOS団団長、涼宮ハルヒよ!」 古泉「今日はキョンくんが風邪でお休みなんですね」 ハルヒ「まったく…情けないわね」 古泉「心配そうですね、涼宮さん」 ハルヒ「なっ……/////」 古泉「それでは最初のおたよりです」 ハルヒ「………/////」 古泉「H県在住のミヨキチさんからです、ミヨキチさん、ありがとうございます」 ハルヒ「これまたバレバレな感じね…でも興味深いわ」 古泉「それではおたよりの内容ですが『わたしは友達のお兄さんが好きなんですが、どうしてもあと一歩が踏み出せません。どうすればよいでしょうか…』だそうです」 ハルヒ「そんなの考える前に行動するのよ!好きなら好きと言ってあげなさい!」 古泉「それでは模範に涼宮さんが好きな人にやってくれるでしょうから、それを参考にしてみてください」 ハルヒ「えっ!?ちょっ、ちょっと…それは…/////」 古泉「ミヨキチさんには番組特製キョンくん人形を進呈します」 ハルヒ「あたしが……キョンに……ブツブツ…/////」 古泉「ではまた次回、ぐっどばぁ~い」 (続くよ?) 古泉「今宵もあなたを夢の世界へ…僕とあなたのスウィートナイト。お相手は僕、古泉一樹と」 長門「マジカル☆ユッキーこと…長門有希…」 古泉「キョンくんは涼宮さんの看病のため、引き続きお休みです」 長門「涼宮ハルヒは前回の収録後に異常な興奮のために倒れた」 古泉「いつもより楽しそうですね、長門さん」 長門「私はこの番組の大ファン」 古泉「それでは本日のおたよりです」 長門「………ワクワク」 古泉「H県在住のミラクル♪みくるんさんからです、みくるんさん、ありがとうございます」 長門「情報統合思念体に接続、情報を入手…朝比奈みくると断定」 古泉「それではおたよりの内容ですが『わ、わたしはぁ…好きな人に告白したいんですがぁ、ど、どんな言葉で告白すればいいでしょうかぁ?』だそうです」 長門「雌豚に掛けるべき言葉などない」 古泉「逆鱗に触れる前に手を引くのも一つの手段ですね」 長門「次におたよりを出してきたら朝比奈みくるの有機情報連結を解除する」 古泉「みくるんさんには番組特製ポークハムセットを進呈します」 長門「…次もまた呼んで」 古泉「ではまた次回、トゥービーコンティニュー」 (まだだ…まだおわらせない!) 古泉「甘い夜をあなたと共に…僕とあなたのスウィートナイト。お相手は僕、古泉一樹と」 キョン「どうも、俺です」 古泉「イケイケですね、キョンくん」 キョン「悟りの境地って奴かな、無駄なツッコミは疲れるだけだ。あぁちなみに今日は長門もいるぞ」 長門「………ワクワク」 古泉「では初めのおたよりです」 キョン「どんとこい」 古泉「H県在住のスネーク新川さんからです、スネークさん、ありがとうございます」 キョン「『新川』じゃなくて『スネーク』をとるんだな」 古泉「それではおたよりの内容ですが『こちらスネーク、大佐、指示をくれ』だそうです」 キョン「とりあえずダンボールを活用して敵兵にバレないようにしてください」 古泉「詳しい内容は追って連絡します」 キョン「そうだな、番組中じゃ伝えきれん」 古泉「スネークさんには番組特製ステルス迷彩を進呈します」 キョン「まぁオチはないがな。あぁ…ちなみに長門は番組中ずっと俺にウィンクしてたぞ」 長門「………パチッ」 古泉「ではまた次回、ふんもっふ!」 (どんなもんじゃーい) 古泉「今宵も儚き恋の幻影を…僕とあなたのスウィートナイト。お相手は僕、古泉一樹と」 キョン「俺と」 みくる「ミラクル♪みくるんこと、朝比奈みくるでしゅ!」 ???『情報連結解除開始…』 みくる「ちょっ!?カラダが光の粒に!?」サラサラ 古泉「命は大事にですね、キョンくん」 キョン「あぁ逝き急ぐのは良くないな」 古泉「では本日のおたよりです」 キョン「カモンベイベー」 古泉「H県在住のオカベリーヌさんからです、岡部教諭、ありがとうございます」 キョン「あいつは悩み事多そうだしな」 古泉「それではおたよりの内容ですが『最近生徒達からの視線が冷たいんです…どうすればいいでしょうか?あと、ハンドボールやりませんか?』だそうです」 キョン「まず一つ目にそんなリアルなのは却下です、二つ目は聞かずとも却下です」 古泉「まずウィンクしてみましょう。鏡の前で三回、これを毎日やってください」 キョン「お、古泉、原点回帰ってやつか?なつかしいな」 古泉「岡部教諭には番組特製1/1スケール・WAWAWA谷口フィギュアを進呈します」 キョン「オチなしにも慣れたもんだ。あぁ…ちなみに朝比奈さんならおたよりを読んでる途中には消失してたぞ」 古泉「ではまた次回、グッバイバイ」 (さらば朝比奈) 長門「雪、無音、窓辺にて…僕とあなたのスウィートナイト…お相手は私、長門有希と…」 キョン「キョンがお送りします」 長門「古泉一樹はハッテン場に寄り道して遅刻…今、向かってきてる」 キョン「うほっ、してから来てるのか?」 長門「…そう、相手は国木田」 キョン「間に合うといいけどな」ガタン 古泉「では本日最初のおたよりです」 キョン「おぅお帰り古泉、早かったな」 古泉「H県在住のエロビデ☆エミリンさんからです、エミリンさん、ありがとうございます」 キョン「『エロビデ』には規制がかからないんだな」 古泉「それではおたよりの内容ですが『会長と【禁則事項】で【禁則事項】なんですが…【禁則事項】でしょうか?』だそうです」 キョン「NGワード連発ですね。とりあえず産婦人科へ行ってみたほうがいいと思いますよ」 古泉「エミリンさんには番組特製媚薬ローションを進呈します」 キョン「今回はエロ要素が多かったな。あぁ…ちなみに途中降板した長門はおたよりの途中から俺の膝の上で寝てるぞ」 長門「…………スヤスヤ」 古泉「ではまた次回、ツッヅーケ」 (純心なハルヒは卒倒したぜ!WAWAWA~♪) 古泉「答えはいつも私の胸に…僕とあなたのスウィートナイト。お相手は僕、古泉一樹と」 ハルヒ「涼宮ハルヒがお送りするわ!」 古泉「キョンくんは吐血したため、お休みです」 ハルヒ「えっ、ウソ!?そ、そんな…そんなの嫌よ!待っててねキョン!今助けに行くからぁ~!!!」ズドドドド 古泉「それでは本日最初のおたよりです」トテテテテ 長門「…復活した朝比奈みくるの情報結合を解除してて遅れた…涼宮ハルヒの代わりは私がやる、彼女は性的描写に対して免疫がない…私の方が適任」 古泉「H県在住の森マンさんからです、森マンさん、ありがとうございます」 長門「この番組の規制の基準は曖昧模糊」 古泉「それではおたよりの内容ですが『イツキたんとはぁはぁしたいのに、彼は振り向いてくれません…どうすればいいでしょうか?』だそうです」 長門「古泉一樹の記憶の改竄を行う…今の彼はメイド萌え」 古泉「今夜、是非とも僕の家へ来てください(////」 長門「あとはあなた次第…頑張って」 古泉「森マンさんには番組特製●マークのメイド服を進呈します」 長門「…私も彼のお見舞いに行かなきゃ…」 古泉「ではまた次回、イッソーゲ」 (古泉、本当にガチホモ卒業か!?) 古泉「ちょっとほろ苦、大人の味…僕とあなたのスウィートナイト。お相手は僕、古泉一樹と」 キョン「俺と」 ハルヒ「涼宮ハルヒと!」 みくる「朝比奈みくると♪」 長門「長門有希…」 キョン「がお送りするぞ」 みくる「あたしも再復活してSOS団、全員集合でしゅ!」 長門「五月蝿い、情報連結を解除する…」 みくる「なっ!?」サラサラ ハルヒ「早速おたよりを読むわね!」 古泉「………ないんですよ」 一同「「「えっ」」」(一人は既に消失) 古泉「おたより(ネタ)が…ないんですよ…」 ハルヒ「…………」 長門「…………」 キョン「…………それでいいのかよ…」ボソッ 古泉「えっ」 キョン「お前は本当にそれでいいのか!?古泉!!そんなわけないだろう?お前は遅刻しようが何があろうが、しっかりとやり続けてきたじゃないか!!」 古泉「…………」 キョン「好きなんだろ!?この仕事がよ!!あんなに楽しそうにしてたじゃないか!!」 ハルヒ「キョン………」ウルウル キョン「俺も協力する!だから…だから簡単に諦めるなよ!!!」 長門「…………」ウルウル 古泉「キョンくん………わかりました、この命続く限り続けましょう。涼宮さん、長門さんも協力してもらえますか?」 ハルヒ「も、もちろんよ!」 長門「…了承した」 キョン「SOS団が力を合わせれば、きっとやれるさ」 古泉「そうですね………」 ―――それから……… ―――今日も張り切り、僕とあなたのスウィートナイト。お相手は……… (これで完結だよっ!途中から一人忘れてる気がするにょろけど何はともあれ、めがっさめがっさ) 《第二部》
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機械知性体たちの即興曲 メニュー http //www25.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/5972.html □第六日目/朝 あちゃくら 「くー……」 ちみどり 「すー……すー……」 カチャカチャ……ジューッ…… キョン 「んが……む?」 にゃがと 「……うにゃ?」 ジューッ……カチャカチャ キョン 「(寝ぼけてる)……いい匂いが……する……」 にゃがと 「(キョロキョロ)……朝比奈みくるがいない」 あちゃくら 「うーん……」(ゴロ) ちみどり 「……ふぁ。おはようございますぅ」(目をごしごし) キョン 「あ…………?(寝ぼけてる)」 みくる 「(トタトタ)――はーい。みなさん、おはようございま~す♪」 にゃがと 「(振り向いて)……おはよう」 あちゃくら 「きゃーっ! みくるママ、おはようです!」(ピョンピョン) ちみどり 「おはようございます」 みくる 「みんな寝起きいいですねー」 キョン 「…………(まだ寝ぼけている)」 みくる 「あ、おはよう、キョンくんも。もう朝ごはんの支度ができて――」 キョン 「……なんだ。夢か(猛烈に寝ぼけている)」 みくる 「……へ?」 キョン 「……そうだよなぁ。朝比奈さんと一緒に寝て、起きたら新婚さんの奥さんになってて、 食事まで用意してくれて起こしにきてくれるなんて。どんな超展開だよ」 みくる 「……え、え……?」 キョン 「……妄想もほどほどにしないとな……寝よ」(ゴロ) みくる 「……え、奥さん……? わたしが……キョンくんの……奥さん?」 にゃがと 「……寝た」 あちゃくら 「人って、こういう妄想よくするんですかねー。健康的というべきなんでしょうか」 ちみどり 「……いろいろ、こう、妄想というか、願望のようなものを口走ってましたけど」 みくる 「……奥さん。わたしがキョンくんの奥さん……(顔真っ赤)」 にゃがと 「……完全に二度寝の体勢に移行。体内時計が少しズレているものと思われる」 あちゃくら 「そういえば、昨日は夕方までずっと寝てたんですよねー」 ちみどり 「でも、このままズレてしまうと……」 みくる 「あう……ご飯が冷めちゃいます」 にゃがと 「(チラリ)ひとつ、いい案がある。朝比奈みくる(手招き)」 みくる 「? はい。なんでしょう?」 にゃがと 「(ヒソヒソ)」 みくる 「…………えーっ!?」 みくる 「(うう……ほんとにするの……?)あ、あのぅ……キョン……くん?(ソロソロ)」 キョン 「……ぐー……」 みくる 「(耳元で)……キョンくん」 キョン 「……もが?」 にゃがと 「それではいけない。効果が薄い」 みくる 「(小声で)えええ」 にゃがと 「勇気を出して、ごー」 みくる 「うう……(耳元で)……起きて……あな……た」 キョン 「!」(ガバッ) みくる 「きゃっ!」 にゃがと 「(手を振りつつキョンに)……おはよう」 あちゃくら 「おはようですーっ!」 ちみどり 「……あー。いろいろ刺激が強すぎたのでは……」 キョン 「(事態が把握できていない)……な、なんだ。今のは……」 みくる 「…………(顔が真っ赤なままベッド脇で震えてる)」 キョン 「え? 朝比奈……さん? 今、なんて……」 みくる 「うえ……」(台所に逃げ出す) キョン 「(しばらく呆然としてから)……おい」 にゃがと 「食事」 あちゃくら 「もうご飯できてるですよーっ!」 ちみどり 「……目、覚めました?」 キョン 「……ああ」 キョン (なんというか……いろいろ……この環境になじんでるのか。みんな) 朝食後―― みくる 「お茶です。どうぞ」 キョン 「あ、どうも」 にゃがと 「和食の朝食は珍しい(ずずー)」 あちゃくら 「まぁ、パン食の方が時間かからないですからねー」 ちみどり 「いずれにしても……ここ数日で一番すばらしい朝食でした」 キョン 「……悪かったな。ぞんざいなサンドイッチで」 みくる 「(クスクス)」 キョン 「(時計を見て)あ、もうこんな時間か。朝比奈さん、そろそろ学校に行く準備を……」 みくる 「それなんですけど……わたし、今日、学校お休みしようかと思って」 キョン 「……え」 にゃがと 「……それは、推奨できない」 あちゃくら 「えー、いいじゃないですかー。みくるママと一日一緒にいられるんですよ?」 ちみどり 「いえ、それはわたしも……賛成はできないというか」 あちゃくら 「? どうしてです?」 ちみどり 「ふだんのあなたならすぐにわかりそうなものですけど……」 にゃがと 「涼宮ハルヒのそばにいる四人の人間のうち、三人までが不在となる。 どのようなことになるのか、想像することができない」 みくる 「……それは……わたしも考えたんですけど」 キョン 「だよ、なぁ」 みくる 「……でも。ここを離れるのが……その、妙に心配で……」 キョン 「? なにか心当たりでも?」 みくる 「それが……」 みくる (いうべきなのかな。古泉くんのこと) みくる (でも……対立しているわたしの口からだと、ただの誹謗にしかならない) みくる (古泉くんはああいってくれたけど……) みくる (そう。長門さんたちのことは、人間のわたしからでは、確かによくわからない、そういう相手だけど) みくる (逆に、同じ人間だから、人間の怖さはとてもよく理解できる) みくる (特に……こういった組織の冷酷さのようなものは……) キョン 「……朝比奈さん?」 にゃがと 「……ここにいると、危険に晒される可能性が高い」 あちゃくら 「にゃがとさん……」 にゃがと 「この事態において、我々の周辺ではなにが起こるのか予想ができない。 学校、特に涼宮ハルヒのそばにいるのが一番安全ともいえる。 本来なら、彼もここに居続けるべきではないのだが」 キョン 「…………」 みくる 「……でも」 みくる 「(手を握り締めて)……いたいんです! 自分の意思で、初めて決めることが許されたから! ここで、みんなと……みんなと……一緒に……」 あちゃくら 「みくるママ……」 ちみどり 「…………」 にゃがと 「……今の我々では、あなたの安全の保証はまったくできない」 みくる 「…………」 にゃがと 「……でも。それでも、そばにいてくれる?」 みくる 「……長門さん……!」 『機関』の拠点のひとつの雑居ビル―― 古泉 「ああ。おはようございます、森さん」 森 「おはよう。結局、あなたもここに泊り込んだのね」 古泉 「まぁ、気になることがありますから。でも、どうされました? あまり寝ていないようですが」 森 「……上の人たちの検討会議の結果。あまりよくないことになりそう」 古泉 「というと……?」 森 「決裂したわ。反主流派は、例の情報端末の案に乗るそうよ」 古泉 「……まさか。ここまで安定した状況を保ってきたというのに」 森 「……鶴屋のお屋敷に保管されている例のモノ。あなたたちが掘り出したものよ。覚えてるわよね」 古泉 「今年になって発掘されたあれですか。もちろん、立ち会ったのですから、覚えていますが」 森 「……対情報生命体の切り札になるかもしれない。そういう話」 古泉 「? それと今回の長門有希たちの件とどう繋がりが……」 森 「接触してきた端末の提案は、それに絡むものだとしか詳細はわからない……。 古泉くん。あの情報生命体には、わたしたちが正確に内情を確認した派閥以外にも未知のものが存在している、 ――というのは知ってるわよね」 古泉 「ええ。あやふやな情報でしかありませんが。それなりには」 森 「……現在、確認されているだけでも、情報統合思念体と名乗る生命体には、 その内部に少なくとも七つ以上の派閥の存在が知られている。 今回、中河くんに接触をとってきたのは、その中でもかなり異色の派閥ね。 現状の安定化を望んでいない。わたしたちでいうところの、反主派といってもいいのかも」 古泉 「つまり――」 森 「……自らの意思を実行するのに、自分たちの母体である思念体に対して、 損害を与えることすら許容している、ということよ」 北高・教室―― ハルヒ 「……キョンは休み」 ハルヒ 「……朝倉もまた休んでる」 ハルヒ 「有希も相変わらずいない」 ハルヒ 「鶴屋さんも休み。みくるちゃんも休み」 ハルヒ 「……古泉くんまで来てない」 ハルヒ 「……なによ、これ。あたしの知らないところで、なにが起こってるのよ……?」 ―第六日目/昼につづく― http //www25.atwiki.jp/haruhi_vip/pages/6019.html
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僕は今痴漢に遭っていた。 満員電車で身動きも取れず、声を上げるにも男としてのプライドがそれを許さない。 僕は同性にもそういう目で見られる事は多くて。お尻を軽く撫でられる程度の痴漢なら 幸か不幸か、まぁ多少は慣れているとも言えて。 大体この手合いはそこまでしつこくは無いものだから。 そして僕は男だから、この程度で動揺していては……。 半端な慣れが裏目に出るというのも良くある話で。 いつしかお尻に触れていたその手は、前方へと回ってきていた。 車内の隅に追いやられている僕には、身じろぐ隙間も纏わり付く手を退ける余裕も無く。 制服のジャケットで隠れているのを良い事に、その手はズボンのファスナーにまで 手を掛けてきた。 ……これは明らかにまずい。 こんなにも積極的な痴漢は初めてで。 落ち着けと自分に言い聞かせても、僕の心臓はいう事を聞かない。 やがて隙間から手が忍び込み、下着を掻き分け、情け無い事に硬くなり始めている僕自身に触れた。 侵入してきた手が一瞬止まる。 何故止まったのかも想像がついてしまい。ますます自分がふがいない。 「…良い趣味してるな変態」 小さな囁きが聞こえた。 良くはないし、それ以前に僕の趣味では無いんですが。 それに変態というのは男である僕に痴漢しているそちらでしょう。 などと言い返せるはずもなく。 弱い部分を守るはずの体毛は僕のソコには無く。直接肌に指が触れるのが解る。 抵抗も、勿論言い訳も出来ずに、僕はこの場をどう切り抜けるべきなのかを 焦って上手く働かない頭で考えるのみだった。